青春18きっぷ 弾丸北陸日帰り旅行
今年の春,知り合いが青春18きっぷ期間に1枚余ったというので2000円程度で買い取って北陸へ日帰り旅行をしてきましたのでその話をしたいと思います.
この記事は以下のAdvent Calendarの記事です.
SPC同好会 Advent Calendar 2017 25日目 adventar.org
東京高専 Advent Calendar 2017 24日目 adventar.org
目的
計画
大糸線を乗り切り直江津から折り返し東京まで戻ってきて,次に上越線に乗車して土合駅を制覇するのは面白くないと誰もが思うと思います. そこで,糸魚川まで大糸線を利用したのち、越後ときめき鉄道で直江津,北越急行ほくほく線で十日市まで行き,そこから上越線で東京に戻るようなルートを取ることにしました. 北陸本線はすでに第三セクター化されており、その区間は素直にお金を払って乗車するしか手段がありませんが,よい機会なので乗ってみたい思います. 今回のスタートは登戸駅ですが、高尾駅を経由するので東京高専の寮生も同様の日帰り北陸旅行をすることができます.(無理やり東京高専ネタ)
出発進行!!!!
登戸→松本
世界レベルで利用者数が多い登戸駅ですが,早朝は誰もいません. ちなみに,平日の登戸始発立川行き 455F は登り川崎方面のホームから発車します. 改札には大きく立川行き始発は2番線発車ですと掲示されていました. このような立川行と川崎行の表示を同時に見ることができるのもこの時間だけです. 立川で乗り換え大月行 453T/1343M に乗り換えます. 夜明け前でコンデジでは車両の写真を撮るのが難しかったのでここら辺は省略します. 大月から甲府までは 327M で行きます. 甲府から松本までは 425M で行きます.
さてここまでの工程を軽く表にまとめたいと思います.
4:39発 | 登戸 | ||
---|---|---|---|
↓ | 27分 | 18.2km | 南武線 |
5:06着 | 立川 | ||
(18分) | |||
5:24発 | 立川 | ||
↓ | 18分 | 15.6km | 中央線快速 |
5:42着 | 高尾(東京) | ||
↓ | (直通) | ||
5:43発 | 高尾(東京) | ||
↓ | 36分 | 34.7km | 中央本線(高尾-甲府) |
6:19着 | 大月 | ||
(4分) | |||
6:23発 | 大月 | ||
↓ | 49分 | 46.3km | 中央本線(高尾-甲府) |
7:12着 | 甲府 | ||
(13分) | |||
7:25発 | 甲府 | ||
↓ | 1時間53分 | 101.3km | 中央本線(甲府-松本) |
9:18着 | 松本 |
このような感じでまず登戸から松本まで行きます.
松本-糸魚川
ここからが大糸線本番です.大糸線ですが,アルプスの山々の車窓を楽しむために架線柱の配置などが工夫されています.てことで,車内から見える景色を紹介していきます.
信濃大町で乗り換えです.
どんどん山へと突き進んでいきます.
南小谷です.ここまでがJR東日本の区間になります.ここから先はJR西日本の管轄になるのですが,糸魚川からの北陸線は第三セクター化されてしまったため,JR西日本取り残され区間になってます.そして南小谷から糸魚川までは非電化区間になります.
ここからはキハ120形にお世話になります. ということで糸魚川駅です.
糸魚川駅から歩いて数分のところに日本海展望台という展望台が一応ありまして,そこに登ると日本海とアルプスの山々を望むことができるので,行ってみると良いかもしれませんが,乗り継ぎの時間には注意です.危うく乗り遅れるところでした.
もうひとつ糸魚川駅にはキハ52系が展示されてますので,そちらもひと目見ておくことをおすすめします.
9:22発 | 松本 | ||
---|---|---|---|
↓ | 58分 | 35.1km | 大糸線(松本-南小谷) |
10:20着 | 信濃大町 | ||
(9分) | |||
10:28発 | 信濃大町 | ||
↓ | 58分 | 35.0km | 大糸線(松本-南小谷) |
11:26着 | 南小谷 | ||
(34分) | |||
12:00発 | 南小谷 | ||
↓ | 57分 | 35.3km | 大糸線(南小谷-糸魚川) |
12:57着 | 糸魚川 |
糸魚川-越後湯沢
まずえちごトキめき鉄道です.直江津まで行きます.それにしてもよくわらかない名前の付け方ですよね... さて,ここからは北越急行ほくほく線です.車窓を見てると,また山に向かってるって感じがします. 最後に上越線です.越後湯沢駅まで行きます.
越後湯沢からはこんな山々を見ることができます.商業施設がかなり充実しているので,食料などを補給したり,美味しいものを食べたり,いろいろとできます.
ざっと越後湯沢までの工程です.
13:22発 | 糸魚川 | ||
---|---|---|---|
↓ | 41分 | 38.8km | えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン |
14:03着 | 直江津 | ||
(24分) | |||
14:27発 | 直江津 | ||
↓ | 57分 | 66.6km | 北越急行ほくほく線 |
15:24着 | 六日町 | ||
(9分) | |||
15:33発 | 六日町 | ||
↓ | 21分 | 17.6km | 上越線 |
15:54着 | 越後湯沢 |
越後湯沢-東京
ここから少々ルートを外れて,土合駅に寄ります.土合駅は平日で登山シーズンでないからか自分しかおりませんでした. 駅舎はこんな感じです.もぐら駅っぽい外観(?)をしてますね.ちなみに3月ごろに行ったのですが,雪が身長よりも高く2[m]くらい,まだ残っていました. 駅舎から地下ホームの方へ向かう道です.正直かなり良い雰囲気を出してました.地下を貨物列車などが通過すると地下からかなり強い風が吹いてきたりします. かの有名な,終わりの見えない階段です.上り線のホームとの標高差は約70m,,約10分程度歩いてやっと下りのホームにたどり着けます. 地下ホームです.微妙に薄暗く,例えるならば少女週末旅行10話の地下鉄のホームといえばいいでしょうか.要塞感もあり,不気味な感じでした.帰りはもちろん,あの先の見えない階段を上ります. こちらが地上部の駅舎の中です,薄暗く,待合室など閉鎖されてるため廃墟感もある,良い雰囲気でした. 駅名標です.古さがにじみ出てますね.
こちら,水上です.高崎行きの普通列車です. そんなこんなで高崎駅につくと,いつもの安心できる都市の雰囲気を取り戻し始めます. 高崎からは上野東京ラインです.この列車小田原行きで,寝過ごせば見事に小田原...ではなく,これで東京駅まで一本でいくことができます.かなり便利ですよね.
ということで越後湯沢から1時間の土合駅の観光を経て東京まで行く工程表です.
16:52発 | 越後湯沢 | ||
---|---|---|---|
↓ | 26分 | 24.9km | 上越線 |
17:18着 | 土合 | ||
(58分) | |||
18:16発 | 土合 | ||
↓ | 12分 | 10.2km | 上越線 |
18:28着 | 水上 | ||
(16分) | |||
18:44発 | 水上 | ||
↓ | 1時間04分 | 59.1km | 上越線 |
19:48着 | 高崎 | ||
(19分) | |||
20:07発 | 高崎 | ||
↓ | 1時間53分 | 105.2km | 上野東京ライン(高崎・東海道線) |
22:00着 | 東京 |
まとめ
かなりぎりぎりの行程ですが,大体ネックになってるのは,大糸線なので大糸線を超えて北陸に出さえすれば,どうとでもなります.ただ,雪の多い時期などは大糸線が終日運休や,各北陸の路線が大幅に遅れ,新幹線ループを使わないと帰れないことや,家に帰る手段がないということになるので,気を付けた方がいいです,ではみなさんも 18きっぷの旅 をぜひ楽しんでください.